はじめての認知症!認知症で困ったときの『4つの相談場所』

認知症で困ったときの『4つの相談場所』

建物の模型を持つ手のひら

こんにちは『まっさん』です。
 
なんだかうちの人最近おかしなこと言うんです。。。
急に怒るようになったんです。。。
同じものを何回も買ってくるんです。。。
 
なんてこと家族内でありませんか?
それって「認知症」かもしれませんね。
 
で、どうします?
 
本人に直接、
「認知症っぽいから病院にいきましょう」
って言っちゃいますか?
 
この場合たいていは「拒否」られます。
だって本人には自覚症状はないですからね。
ましてや家族から
「あなた最近変だよ。認知症なんじゃない!?」
なんて言われたら、本人は相当ショックですよ!
 
でもほっといたら、日に日に症状が顕著になって家族も対応に困り始めます。
たぶんですが。。。それでも本人は病院に行くことを拒みます。
 
で、家族はますます困り果てて心的に追い込まれてしまします。
「どうしよう。。。」
 
今回は認知症診断前の『認知症かもしれない』で困ったときに「早く相談できる場所」についてつらつら書いてます。

 

こんなにもある相談窓口

認知症問題は個人では解決できない問題になりつつあります。
家族への負担が大きいだけでなく介護する家族の生活や健康にも影響を与えてきます。
 
今まで「個人で何とかしろ」というスタンスであった国もいよいよ本腰で対応策を出してきました(新オレンジプラン)。
 
家族の中に認知症の疑いがあるとき、まず初めに相談できるところを紹介しますね。
 

認知症を相談する場所ってどこ?

まずは「こんな時どうする?」からみていきましょう。

事例
愛子さん(74歳・仮名)は、夫の正夫さん(77歳・仮名)と2人暮らし。
最近、愛子さんの物忘れがひどくなり、スーパーで同じものを何個も買って帰ってくる。
 
正夫さんは「認知症かも?」と思いつつも病院には行きません。何となく隠しておきたいという心理もありましたが、だれに相談していいかわからなかったようです。
 
そうこうしているうちに、愛子さんの認知症らしき症状は日に日に顕著になります。
 
ある日、愛子さんは正夫さんが寝ている間に家を出て行ってしまいます。
それに気が付いた正夫さんはあわてて探しにいくと家の帰り方がわからないず、うろたえている愛子さんを発見しました。

このケースの場合、夫・正夫さんは妻・愛子さんが認知症ではないかと疑ていましたが、「だれに」「どこで」相談すればいいかわからず放置してしまったために起きた事例です。
 
けっこう、このケースは多いです。
これには2つの要素が関連しています。

  • 家族の中に「認知症」がいることを知られたくないとう心理的な要素
  • 「認知症」の疑いがある時点ではどこに相談すればいいかわからない知識的な要素

この2つの要素があるようなケースでは4つの解決方法があります。

認知症相談リスト

今回のケースは「認知症である」ことを本人に伝えにくい場合を考えています。
したがって、4つの方法のなかに「病院へ直接相談に行く」は入れませんでした。
 
では、それぞれの支援体制をみていきましょう。

ワンストップで悩みを解決したい家族向け

地域包括支援センターは「保健」「福祉」にかかわることをワンストップで相談できる施設です。いわゆる、高齢者の「悩み相談室」的施設です。
地域包括支援センターでは、

  • 保健師または看護師
  • 主任ケアマネージャー
  • 社会福祉士

が常駐しています。介護だけでなく健康や利用できる制度なども相談できるようになってます。
 
また、地域包括支援センターの役割の1つに認知症疾患医療センター(認知症の専門医師が常駐するなど一定の要件を満たした病院)や認知症初期集中支援チーム(認知症専門医やその他の介護専門職で結成された認知症スペシャルチーム)への橋渡しがあります。
 
電話での相談も可能ですので、
「どうしたらいいかわかんない」
ならまずは包括支援センターに電話してください。

近所の役場で相談したい家族向け

「やはり地元の役場に相談するの方が安心できる」という家族も多いでしょう。
 
そういう声で設置されたのが『高齢者支援窓口」です。
名称は各役場で異なります(高齢者支援課や介護保険課など)が、すべての市区町村に必ず配置しなくてはいけないのが「認知症地域支援推進員」です。
認知症地域支援推進員の役割は主に3つあります。

  1. 認知症の人が必要な医療・介護を受けられるように関係機関と連携すること
  2. 地域における「認知症カフェ」((認知症カフェ:認知症への理解や関わり、悩み相談などができるカフェ形式の集会場))の設立や研修の実施を支援すること
  3. 認知症の人や家族への相談支援

ここがポイントです。
「役所内に認知症の専門家が常駐している」
ということを必ず覚えておいてください。
認知症でこまったら「役所」にいきましょう。
 

町内会や近所の人に気楽に相談したい家族向け

実は認知症の人がいる家族のなかには、家族内で何とかしようと頑張っている家族もいます。ところが、認知症の人を家族内で介護するのは経済的にも精神的にもとても難しんですね。特に、心的ストレスが強くなり公の専門機関への相談もできないくらいに疲弊している家族もいます。

 

町内会やご近所に、
『認知症に対する正しい知識を持つ』
認知症サポターがいるかもしれません。
 
昔からの知り合いやご近所の方などに認知症サポターの方がいないか確認してみてください。自治会長などに問い合わせすれば教えてもらえるはずです。
 
絶対に家族内や独りで抱え込まないでください。
認知症は地域で支えることが大切です。
 

かかりつけのお医者さんに相談したい家族向け

もし認知症本人あるいは家族の方に「かかりつけ医師」がいるなら相談してみてください。認知症の専門医でなくても、かかりつけの医師から専門医師につないでもらえるケースもあります。「かかりつけ医師」からの引継ぎの場合はかなりの利点があります。本人の持病や状態、服用中の薬などの情報が認知症専門医に提供されますので、スムーズに認知症治療に入れます。ぜひ「かかりつけの医師」に相談してみてください。

 

いざ相談にいったら何を話せばいいのかわからない

いろいろな相談窓口がありましたが、実はこの後がけっこう悩む方が多いんです。
 
相談窓口にて、
「どうしました?」
「・・・・」
「どんなご質問でしょう?」
「えーっと。。。何からはなしたらいいのかなぁ」
 
いざ相談しようとしてもなかなか状況をうまく説明できないもんです。
そりゃそうですね。
認知症の家族はどうしていいかわからず「専門窓口」に来ているんですから。
 
心配しないでください。
相談員は「認知症のプロ」です。
あなたの断片的な言葉からでもしっかりと状況を把握してくれます。
 
だから状況を筋道たてて説明する必要はありません。
いまあなたが一番困っていること不安に感じていることをまずは話してみましょう。
筋道は「プロ」が立ててくれます
 
とはいえ、事前に必要な情報が整理されていると、より迅速に支援をうけることができます。下記の「支援機関が知りたい情報の一覧」を参考に情報を整理しておきましょう。
 
支援機関が知りたい情報一覧

  • 症状はいつからでてきたか(あれっと思った時期)
  • どのような症状があるのか(本人の言動・行動など)
  • 本人の病歴
  • 服用薬(お薬手帳)
  • 利用している病院名や担当医師名

ここでとても大事なことがあります。
身内の認知症につて他人に話すのは覚悟がいることかもしれません。
ですが「ありのまま」を伝えてください。
例えば、
「本人から暴言や暴力受けている」
「トイレ以外で排泄行動がある」
など、家族しかわからない貴重な情報です。他人に話すのは抵抗があるかもしれませんが「ありのまま」を話してください。

 

まとめ

家族が認知症になったとき「だれに」「どこで」相談すればいいか紹介しました。
認知症を取り巻く環境は着実に改善してきています。
 
主に4つの相談方法があります。

  • 地域包括支援センター
  • 市区町村の高齢者支援窓口
  • 民生委員や認知症サポーター
  • かかりつけの医師

それぞれ特徴がありますので、あなたの状況にあった相談窓口を利用してください。
窓口スタッフは「認知症のプロ」です。
どんなことでも、どんな話方でも心配いりません!
「いま困っていること」
「いま不安に思っていること」
を「ありのままに」話してください。
 
できるだけ支援を早く受けたいときは必要な情報をあらかじめ用意しておいてください。

 

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